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イギリス最大規模の保護団体である王立鳥類保護協会(RSPB)は、こうした禁止令は無期限に有効とされるべきだと主張しています。
RSPBのE保護政策長官によれば、「野鳥取り引きの実情はかなりひどいものです。 南米のジャングルで野鳥を捕らえて、箱に詰めます。
ぞっとするほどひどい条件で、死ぬ鳥も少なくありません。 それから遠距離輸送されます。
だれかの家の居間に置かれたおりの中で余生を送らせるためにこんなことをするのは許されません。 しかも、ウイルスが通常の感染経路を飛び越えてすばやく世界を一周する経路を提供することにもなります」。
科学者の間では、人に由来する問題がウイルス拡大の背景にあった可能性が解明されないまま、野鳥にばかり注目が集まっていることを懸念する声も上がっています。 イギリス野生生物保護協会のフィールド獣医学プログラムのK長官は、こう述べます。

「野鳥を犯人扱いすることで、私たちは貴重な時闘をむだにしています。 ウイルス感染は、農村地で実施されている行為、特に鳥類の移動のしかたや、感染リスクの高い狭い場所に多くの家畜を閉じ込めることなどにあるはずなのです」鳥インフルエンザとの闘いは、ひとつの前線での戦闘だけでは不十分であるといえます。
05年10月には、水鳥湿地帯保護トラスト(WWT)の水鳥研究生物学担当官K博士が、2000羽の野鳥を捕獲し、自身の巧妙な言い方によれば「そのおしりをふく」という難行に取りかかりました。 より科学的な言い方をすれば、鳥の体をこすって、ふんの中にウイルスが含まれていないかどうかを調べたのです。
世界中でウイルス感染が広がっていながら、イギリスにリスクは低いと見られることに、博士は戸惑いを感じています。 「今日では世界中で移動が起きていますから、ここでもウイルスが見つかるのではないかと予測されます。
H5型、Hl型、H2型といった病原性の低いウイルスを保有している水鳥が見つかるでしょう。 でも、病原性の高いH5Nl型ウイルスも発見されるでしょうか。
これはだれもが答えを知りたがっている問題です」イギリスの政府委員会に対し、渡り鳥の監視を進めるうえでの効果的な方法をアドバイスもしているK博士によれば、「リスクは低いと思います。 でも警戒を続けなくてはなりません」。
K博士の最大の課題は、野鳥を傷つけずに捕獲する方法を見つけることでした。

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